道路特定財源だとかで結構道路行政に対して皆様興味がおありなのかと思ったら意外とないのでびっくりしております

高速道路はいらないとかそういう話は置いといて、道路行政と都市作りってかなり密接なんだけどね
お年寄りにやさしい街にします!とか子育てし易いまちづくりをします!と公約している政治家は多いが、じゃあそれが具体的にどういう政策に反映しているかはなかなか見えない
それと道路がなんの関係があるのか?と言われれば大アリです
実際に自転車で歩道を走ってみたことはありますか?
社会人になり車に乗るようになると自分が自転車にのることは少なくなると思います
それに若い夫婦が住むであろう郊外の住宅地などでは住宅地内だけは結構整備されているので気がつかないことも多いのですが、歩道って結構危険なんですよね
じゃあこの歩道、利用するのはだれですか?
はい、車に乗らないお年寄りや近所のスーパーに買い物に行く主婦、通学などで子どもたちが使うわけです
突然幅が狭くなったり舗装が剥がれて段差になっていたり、大体多いのは排水口が歩道に設置されており、そことの段差で自転車で走るには非常に危険だということ
でも車道側は数年に一度整備されるのでしっかりしているんですよ
あと交差点の度に出てくる段差、これも危険ですよね
電柱を無くして電線を地中に埋める、これも重要です
急に狭くなるのは電柱の存在も大きいからです、でももっと根本的に歩道というモノに対する認識が本当に欠けているとしか思えないわけです
そこを利用するのは交通の観点からすれば弱者なわけで、車道と歩道を区切るためのブロックは整備しても歩道の中で転んでしまったらそれは危険だと思いませんか?
私はこう思うのです
「スーパーから卵を買って帰っても割れずに冷蔵庫にしまえる歩道、自転車道の整備こそ生活目線の道路行政だ!」と
個人的にスポーツバイクにまたがってツーリングなどをしますが、それはそれで別の機会に話をするとして
本当にお年寄りや子育てにやさしいまちづくりというのならばまず歩道から見直してみるのはいかがでしょうかね?