まるで政局だけを見ているような報道ですが、物事にはちゃんとした時系列が存在しております

法律や予算を通せるのは国会会期中だけであります
3月11日以降、どこの政党も多かれ少なかれお国のためにと尽力をしております、自民党からも多数の提言を申し入れ、それが実現されていたりいなかったりということはあろうかと思いますが当然国難に立ち向かうという意味では協力をしているわけです
ところが突然、菅総理が国会を閉めるというから衝撃が走ったわけです

まてまて、まだ対策法案も二次補正も組まなきゃいけないだろ?という野党側と
党内事情なのか追求を逃れたい一心なのか知らんが適当な対策法と小規模な1.5次補正で逃げようとする与党
この構図をしっかりと見据えていただかないと話がとんちんかんになっちゃうのでご注意ください

どうせ国会を閉めるなら政治空白と同じです、法案も予算も通せないんですから
で、あるならばこのアホ総理に退陣いただきましょう!と野党が遂に声を上げたのが近々報道されております政局含みという事態です
小沢さん云々はまた別の話として、マスコミが無駄に煽り、今こんなことをしている場合でしょうか?と政治不信を無駄に煽りますが、実際に知っていてなぜこういうことをきちんと報道しないのかと問いたい
国会を閉じるということの意味をちゃんと説明し、野党の主張もちゃんと説明した上での不信任案だということをちゃんと報道してくれないと、この緊急時に政治不信を煽るだけ煽って何がしたいのか?と

政治に興味のある方は多いかと思いますが、そのソースのほとんどはテレビや新聞であるはずです
しかし国会日程のことなどを記載せずに煽り記事だけを読まされている現実を鑑みていただければ今の政治の動きが少なくとも絶望に値するような私利私欲による行動ではないことがご理解いただけるはずです