国が、政治が、憲法が、制度が、マスコミが、先生が、親が、警察が、なんでもいいけど誰かのせいにしたいのはわかる

だがそれらが悪いとして、ではどう正せばいいか?ということはなかなか出てこない
それがなければ支持する政党とは?政治家像とは?政策とは?が浮かんでこない
全部が全部でなくてもいいけど、こうした方がよくなるんじゃね?程度でいいんだけどね
政治家の歳費が高いか安いか、議員宿舎が安いか高いか、JR乗り放題や航空券支給が特権かどうかではなく
それらを与える代わりにこれだけは働いてくださいというのが筋ではないかと
そもそも議員宿舎なんて光熱費だけで住まわせればいいじゃないかという意見がなぜ出てこない?
地元と東京の往復を要求しているのは有権者なのに、交通費は自腹にしろというのはおかしくないか?
どういう仕事をしてもらうためにこれだけの経費がかかる、だからそれくらいは負担してあげないと、結局地元で金集めに必死になるしかなくて政治家としての仕事がロクにできなくなるんだけどね
自営業と比較される方もいらっしゃる
確かに自営業は自分たちで売上稼いで経費や人件費や税金を払います
でもそれが仕事なんだから仕方ない
政治家の仕事というのは政治をすることであって、金集めに奔走することではないはずだ
だからこそ政治活動にかかる経費だとかをもっと負担しなければならないんじゃないか?って思うんだ、その代わり予算足りなきゃ定数減らせばいいじゃないって思うし
新党ラッシュの中、議員報酬削減だとか耳障りのいいことばかり言ってるけど
実際に国会議員が国会議員として活動するためには最低でも5000万円は必要だと思うんだ、今の制度でも税金引かれて手取り計算したら年間で1000万円から1500万円くらいは赤字になる、だからそれを埋めるために企業献金とかパーティーやって稼ぐんじゃないかと
企業献金をやめさせて個人献金のみとなればもっと手間がかかる、企業や団体はまとめてポンとくれるが個人献金は一人一人集めなきゃいけないんだろ?振込?クレジットカード?個人様が貴重なお金をそんな顔も見たことない人にポンと振り込んでくれるのか?
結果、個人宅に「お金ください」と回るのが政治家の仕事になってしまうのだが、本当にそれでいいのか?
日本国政府の仕事というのは国民の生命と財産を守ることにある
その執行者たる政治家が自分たちの政治活動費を工面するのに奔走していては本末転倒だとは思わないのだろうか?
もう一度原点に帰って
尊敬はしなくてもいい、だが政治家は何をする人なのかをもう一度考え直して、必要な経費は上げないと仕事してもらえない
仕事してもらえないとどれだけの不利益を被るのかを考えれば安い経費になると思うんだ
だから敢えて言おう、国会議員にも県会議員にも市町村議員にも、金を惜しむなと
10年後、政治家になりたいんだ!という若者が実際になってみたら悲鳴を上げるような制度は絶対に阻止すべき
つまらない足の引っ張り合いはやめて、まず国のトップから安心して仕事できる環境を整えようじゃありませんか