本日は田縣神社豊年祭子丑会でお伊勢参りに行って参りました
集合時間朝6時45分、いつもならぼちぼち寝ようかという時間ですが眠い目をこすっての参加です
遅刻厳禁とのお達しを皆様しっかりと守っての集合、そして出発となります
個人的なお話として、伊勢神宮参拝は所属しております名古屋の経済団体の勉強会で伊勢修養団にお邪魔した時以来なので3年とか4年とかぶりです
当時はちょうど橋を作りなおしている最中だったのを鮮明に記憶しております

40歳、同級生の集団でバス旅行となるとなんだか遠足気分です
スケジュール通りに伊勢神宮に到着し、予定通りに参拝終了、記念撮影とその後の昼食
70人近い集団で移動するのもとっても斬新な経験でした
そして自由時間に赤福ぜんざいをいただきましてもう満足
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帰路の途中で中学時代の卒業文集が回ってきました
卒業アルバムは中学卒業後何度かは見ましたが文集の存在などまったく忘れておりまして、拝見させていただいたところ当時の同級生からみた私のイメージは「日本赤軍」将来なっているであろう職業は「テロリスト」となっておりました
まさかその数年後に、こんなガチガチの保守思想の持ち主になるなんて思いもよらぬ大転身です、時間と経験はとても貴重な人間の成長材料なのですね
文集中を読み進めると私自身文章は明らかにやる気のない文章となっております、そういえば当時何度も担任の先生から駄目だしを食らって書きなおさせられて、最後は職員室にまで呼び出されてお説教を食らったような淡い記憶がございます
今まさに教育問題が噴出しておりますが、人間苦労して40歳を迎えれば当時のやんちゃ坊主や引っ込み思案だった子供達も立派に社会人として酒を酌み交わせるように成長をするわけです
成長具合など個人によって違う中で同じ年齢だからとひとまとまりになり、あの子はどうだ、あの子はこうだと教育現場は日々個別対応の嵐の中で先生方も手一杯なのでしょうけれど、悲しい事故や事件が起こることだけはなんとか避けていただきたいとただただ思う次第であります

そして田縣神社様より厄払いや伊勢神宮と田縣神社の関係や豊年祭の意義などが書かれた資料が配布されました
地元の小学校に5年生で転校してきて、中学時代3年間を過ごして参りましたが初めて地元神社の存在意義やお祭りの意味を体系的な意義を説いたわかりやすく簡潔な文章を見た気がします
しかし中学生当時に同じ文章を読んで今と同じように思えたのかはまったくもって不明です
今の年齢だからわかること、今の年齢だから感じられること、今の年齢だからできることがあり、そうでない時にはそうでない良さも悪さもあるというのが人間の生き方なのだろうと思うのです
ですから教育も急がないでいいのではないですか?成長を急がなくてもいいのではないですか?
おっさんになって思うのは押し付けがましい言い方をする時が増えたということです、それなりに経験を積んできたつもりでいるので結論のわかりきった問題に対し回りくどい言い方なんでしていられないのですが、それが若者には反感を覚えるのもまた自分自身の経験してきた道であるわけで、嫌というほど理解はしているつもりなのですがかといって変える気もありません
徹底的に頑固親父になってやりますよ

今現在お祭りに参加しているということの意義はとても重要で、自分自身がこの地域の継承の1ページを担っているということです
これを政治に置き換えても同じこと
いずれ今の親の世代、先輩方の世代がやってくださっている地域の役員や世話役をやらねばいけない時期がやってくるわけで、それはお祭りのように同級生が一同に会してやれるわけではないのでそれぞれに悩み苦しむ時期がやってくるのも間もなくのこと、いやひょっとして既にそういう時期を迎えている人もいるのかも知れません
そういう地元運営の継承事業の一つがお祭りであり、地元運営参加の第一歩であり、政治の1ページであると考えた時、地元の神社の歴史も由来も語り継ぐだけでなく調べたらわかるように残していくような積極的な情報発信も今の時代の人間の役目なのでしょうね
とりあえず3月15日の豊年祭が終わってからじっくりみんなと語り合ってご意見を聞いてみたいと思います

それにしてもつくづく我が町は幸せだなと思うのです
歴史を語り、繋いで、みんなで実現できるということ、そのためのわかりやすい存在意義がお祭りという形で継承され、今も続いていること
これが当たり前のことなのでしょうが、そういうことがうまくいかずに歴史と伝統が失われていくこともしばしばある中で、わが町だけは絶対にこの歴史と伝統を絶やしてはいけないと心に刻みつけ
それを継承していくことこそが、学校にだけ責任を押し付けるような無責任な教育でなく、本当の意味での地域でできる教育なのではないか
などと、当時の問題児が偉そうに教育を語ってしまいました失礼を、大変お手間をおかけしていまいました恩師の皆様にお詫び申し上げながらこの記事を締めさせていただきます