タイトルはちょっとガンダムのセリフ風におちゃらけてみましたが、それよりおちゃらけていたのが鳩山総理のお言葉

海兵隊の抑止力について勉強いたしました
当然外交や安全保障に関わる発言をそのまま真に受けるのはどうかと思いますが、鳩山総理本当にアホ役を自ら買って出た感じがありますね
っていうか、本当に初めて勉強したみたいに見えるからいい役者さんになれそうです
普段あまりテレビをみない私ではありますが、本日は新聞の休刊日なので仕方なくテレビのチャンネルをザッピング
どこもこのことを大きく報じておりますね、短絡的に総理が知らないとは何事だ!的な論調で
陰謀論でも談合論でもなんでもいいですが、総理が腹芸を披露し、それに情報伝達手段としてのマスコミが輪をかけて煽り、我々は本当に総理がアホだと思わされていながらもちゃくちゃくと政策は実現していく みたいな流れはさすがにもうワンパターンすぎやしないかと
一国の総理が渾身の腹芸、それを称えるマスコミ
なんだか面白くない芸人を短い時間で面白いように演出するレッドカーペットみたいな演出方法ですね
まあ功罪もあります
今までまったくと言っていいほど語られなかった海兵隊の役割について解説されるようになりました
元々がこういう極東アジア視点で語られなければならなかった問題を国内問題だけで語ろうとしていたから危惧していたのですからいい傾向だと思うのです
集団的自衛権(笑)というものを否定している以上日本が主軸を担うわけにもいかず、米軍に押し付けるためには沖縄に基地がないとというシンプルな理屈なわけなんですよね
日本がその気になって自主自衛、周辺国も、そしてシーレーンも守ると息巻けば全然問題ない話でもあるのですが、準備し始めてからすぐにその体制が取れるわけでもない
沖縄の人は少なからずむっとするでしょう、県外もしくは国外にと言って置きながら巡り巡ってまた沖縄かと、こんな人をバカにした話はないですからね
でも本当に沖縄から米軍基地を撤退させたければその代役は当然自衛隊がしなければならないわけで、そういう意味でも今回の右往左往は考えるいいきっかけになったのではないでしょうか?
戦前の日本は意味もなく朝鮮半島と台湾を併合したわけではないということ、あの頃と兵器の進化、さらには中国の体制と技術力など大きく情勢が変わっているということもお忘れなく