参院選真っ盛り、でもどの候補者がどういう訴えをしているかなんてわかりませんよね?
ほとんどの人が政策で候補を選びたいと思いながらも個人の候補者はなかなか政策を全面に押し出しません
これは政策で投票する人が投票者の中でも1割くらいしかいないからなんです マジで
演説会や街頭でしゃべることがないから政策みたいなのをしゃべるだけで、実際の選挙戦なんて
「ここで落ちちゃうと嫁さんに出ていかれちゃうからお願い。」
「しょうがないね。」
みたいなやりとりがほとんどだと思うんです
だから候補者はできるだけ顔と名前を覚えてもらうためにどんな小さい集会でも顔を出すわけです

では実際にどれくらいの集会なら顔を出してくれるのか
選挙区内で30人の集まりとかであれば十分です、さらにスケジュールがそれほどタイトではないときなどは10人くらいもいれば来てくれます
国会議員と直接話せますし本音も聞けることでしょう
演説会の設営をする際に一番困るのが動員です、数百人もの人をなかなか簡単には集めらないからです
そこで秘書が使うのは当然地元の地方議員の先生方にも泣きつきますが、そういう30人のまとめ役の人にお願いをするのです
その人達の中から5人でも来ていただければいいんです、秘書はそういう集団を10個抑えておけば50人の動員ができるわけですから
パーティー券なんかも同じ理屈です、1枚1万円~3万円するようなパーティー券を売りさばかなければならないのですが、それがまたこのご時世至難の業なんですよ
そういうときでもその30人のグループの中で5人の人が買ってもらえれば大助かりです、そういう集団をいくつ持っているのかで秘書の能力が決まるわけで、となれば
「ちょっと先生に会いたいんだけど。」
というお願いを無碍に断ることはできないではないですか
議員や候補者の日程を抑えているのは秘書ですから、当然必死でねじ込みます

だからこそ、政治がどうこうとうだうだ言ってないで、同級生でも会社の同僚でも趣味の仲間でも結構ですので30人の団体を作ってみてください
そこで本人と話をしたり、秘書のグチでも聞いたりすればその人の人となりがよくわかるはずです
政治といってもそんなに遠いものじゃないと思えるでしょ?