世の中国政で第三極だのと盛り上がっておりますが
第三極の聖地たる愛知県の状況を見ればまったくもって情けない極みで本当に申し訳ない
今週、中日新聞に掲載された記事ですが
大村知事は減税を1000円分行う代わりに子育て世代に年間1万円を給付する案を打ち出したとか
それに我が党であります自民党は役員会を開き対応を協議しております

さて、個人的な、ものすごく個人的な、政党も支持母体も気にしないで発言させていただくとすれば
こんなアホな話は全面的に却下です
もう何をどう論じればいいかわからないレベルの案ですので出直せといいたいくらいの案ですが
しかしながら圧倒的な支持で当選した知事の出された案です

しかし実際には愛知県は今体験型政治と呼ばれるフェイズに入っていると勝手に仮定させていただいております
故にこの減税案も体験型の発案なのでしょう
本来ならアホかと一蹴するべき案なのでしょうが、しかしながら圧倒的支持を得た知事の発案ですのでこれを認め、実行し、そしてじっくりと検証してその効果を見極めるべき案件なのでしょう
議会制民主主義というのはとても手間暇のかかる制度であります
しかし今現役世代がシステムを作る際に意見を言わせてもらえなかった以上、このプロセスを体験するという意味できっとこの減税案が必要なのかなとも思えます

良識的に言えばこんな案は認められません、しかし我が党がこれを蹴れば「自民党が反対し、知事と議会の全面対決」と煽ることでしょう
新聞は部数が伸びればいいのでしょうが、政策はそうはいきません
遠回りをし、非効率な政策を推進したとわかっていても、国民、県民、市民が体験し判断し、納得しないと変わらないわけです

愛知県、名古屋市ともに今はとても混沌とした政治状況となっていますが
かといって愛知県民や名古屋市民の皆様の良識を疑うこともできず
本当に混沌としているわけです
そんな中でもこの体験型政治の行く末を見るにあたり
いろいろ自分の思うことを政治に反映してみてくださいと思う次第でありすし、その上でそれが良かったか悪かったかの判断もしてくださいと願うばかりです

やってみたけどダメなことはやめましょう
やってみてよかったことは続けましょう

市民の声が政治に届くことは証明されたので
あとは市民の声がどのレベルであるかを考えましょう
偉そうに言ってますが、私も皆様と同じ名古屋で商売をさせていただいております商売人の一員です
そしてできましたらアベノミクス等による浮揚策にうまく乗って
愛する愛知県、小牧市も発展することを願ってやまない一市民であります
どうか多くの方がそう思っておりますように、心から願いつつこの記事を閉じたいと思います