お盆なので我が家の金魚好きの系譜について

2019年6月15日

うちの父親は独身時代には貯金一切しないで有り金全部使うという放蕩オヤジでして
おかげで当時流行っていたのかな? 物心ついた頃には我が家には水槽がありまして、コケに覆われていてさっぱりわかりませんでしたが、オヤジが掃除した時に中に赤い和金がいるのを見てびっくりしたもんです
なので金魚飼育のいろは程度は教えてもらっておりまして、といいますか水道水そのままぶっこまないって程度ですが
好奇心旺盛な少年時代のおれは金魚に触りまくって弱らせたりしちゃってましたが生き物大好き少年だったので仕方ないですね
その後も小学生の頃などは金魚すくいの金魚を飼育するのに水槽は活躍してくれておりましたが長生きはさせられず、夏休みの終わりに撤収みたいな感じで、今の家に引っ越してくる時におそらく水槽は捨てられたわけですね はい

釣りに関しても海川問わず道具一式揃っておりましたので小学生の頃から釣りもやりまして
そもそも幼少の頃から動物好きであり図鑑をいつも読んでるような少年でしたが、ちょうど釣キチ三平の連載なんかもありまして、フナやコイの研究に余念がなく
また食べられる魚を釣ってきた時には捌かねば食えないので一生懸命に包丁握って捌きまして、解剖実習ですよね
思えばオヤジとのほとんどを魚を通じてしか思い出ないかもってくらいですね

余談ですが、自転車のメンテナンスくらい自分でやれ!
という職人気質なオヤジのおかげで未だに自転車のメンテナンスは自分でやってます、っていうか組み立てまで自分でやってます はい

名古屋市南区道徳の生まれですので商店街に金魚屋さんがあったり、ご近所に金魚マニアな人がいたりと思えば昔は金魚との接点多かったですよね
あまり意識していなくても思い出せば金魚飼育した記憶なんていくつも出てきます
しかし結局オヤジが死んでから金魚飼育にハマってしまったので、オヤジがなんで金魚飼育していたかさっぱりわからぬままでした
おそらく結婚前から持っていた水槽と金魚なんでしょうけれど、あの頃金魚流行っていたのかな?
当時金魚好きなご近所さんの屋上に数回行ったこともありますが、プラ舟がいっぱい置いてありまして金魚もいっぱいいた覚えはあるのですが、プラ舟の中にはよほど貴重な金魚がいたのかクソガキである我々子供は近寄らせてすらくれず、おそらくらんちゅうだったのかと思いますけれど
今思えば我が家があんな感じになってしまっているですね あはは

ということでお盆ですね
嫁と母親が仏壇の大掃除している横で水槽の大掃除をしておりました、もう視線の冷たいこと冷たいこと
うちの爺さんは戦後満州から引き上げてきてそのままおれが産まれる前に亡くなっておりますのでどんな人かわかりませんが、その弟である大おじさまはつい最近までご存命で、こちらも大おじさまも当時アホみたいな値段のカーボン竿買って買ったからには釣りに行かねばと幼少のおれ連れて岐阜の上流まで鯉釣りにいくファンキーな方でしたのでおそらく趣味人の系譜は佐藤家の伝統なんでしょうね
ご先祖様も趣味が講じて? かどうかはわかりませんが関取になったと言われておりますし、ってか今度島原帰ってご先祖様の名前もう一回探してこなきゃだわ

とりあえず趣味人なご先祖様に感謝してお経あげておきますね