ワイルドウィリー物語

2019年6月15日

子供の頃、裕福でもない我が家ではラジコンは欲しくても買ってもらえない物の筆頭だった

小学生の頃、コロコロコミックでこれでもかと暴れまくるワイルドウィリスを見てはいつかアレを手に入れるんだと何度も何度もその目に刻み込んだ

 

時は流れ、おっさんになってから何を思ったかどっぷりラジコンにハマったおれ

あの頃の思い出は忘れたわけではなかったが、もうすでに廃盤になってしまったワイルドウィリスを手に入れることはすっかり諦めていた

しかしタミヤからワイルドウィリーとして発売されると聞いてついつい買ってしまったのが数年前のこと

それほど気にもしていなかったがいつものごとく突然猛烈に欲しくなってしまってついつい買ってしまったのもまた数年前のこと

ありがとうタミヤ様

でかいラジコンはこれを最後にしてあとはミニッツレーサーにどっぷりとハマっていくのです

いつもならボディなんてどうでもいいと適当に一色で塗るおれもこのマシンだけは特別

ってか本体の組み立てが異常に簡単だったのでボディに力を注げたわけだが

珍しく何日にも分けて塗装を繰り返し、細かい部分にまで気を使って塗装、プラスチックボディだから普通にプラモデル感覚で塗れるのもよかったのかもしれない

そしてステッカーは友人のステカというプリンターで切り出してもらって上からつや消しクリアを吹き付けて完成!

 

なんともいえない感動に胸が一杯

しかし走らせてみて思った、いつもレーシングマシンばかり走らせていた頃だったから余計に思う

非力だな、そして全然バッテリー終わらないな

それ以降、このマシンは今でもおれの部屋に飾ってあるのであった

 

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