やっと産んでくれたらんちゅう そしてブ活再び

春先は気温の乱高下に翻弄されてしまい全然産卵してくれなかった我が家のらんちゅう
今年はもうこのまま「ふじ六りん」と「鈴木東錦」を育てればいいやと一時期は諦めたものの、梅雨に入ってからは気温が20度前後で意外と安定してくれまして、大潮を迎えられそうだったので仕掛けてみることに

めぼしいオスメスをペアにして水槽に入れて産卵藻をセット、ついでに残されたらんちゅうの400プラ舟にも産卵藻をセットしてみました
水槽を注目しておりましたが、軽い追いかけっこはしてくれるものの本気のではなく、結局春と同じで産卵に至ることなく終わってしまいました

仕方ない
まだ痛風の痛み残る足を引きずって後片付けをしておりましたら400プラ舟の産卵藻には黄色いつぶつぶが少々ついておりまして
正直400プラ舟の方はノーマークだったんですが、昨年の2歳魚が小さい体ながら追いかけっこは確かにしていたのですが、まさか産んでくれていたなんて!
喜び勇んで空けたプラ舟に水張ってそこにドボン
この大潮、結構良かったみたいで鈴木東錦も壮絶な追いかけっこしておりましたが、もうこれ以上鈴木東錦もふじ六りんも無理なので採卵はしなかったんですが、春以上の盛り上がりでした

翌日になって、ただでさえ少ない卵の中でも白くなっているのが目立ちます
むむっ、無精卵だらけか?
老眼なので水中にある卵の状況まではじっくり見れませんのでなんともわかりませんが、白くなったのがちらほら
ここまできて無精卵はやめてよね。。。
急にテンションがガタ落ち、しかしひょっとしてもあるのでとじっと我慢をしておりましたら
本日覗いたところ、床部分にゴミみたいなのがついておりまして、壁にもちらほら

まさか?!

そうです、温かい日が続いていたので本日孵化が始まっていたのです
っていうかそもそも400プラ舟はノーマークだったので日曜日の朝に産卵したのかどうかもわからなかったので逆算できなかったんですよねw

で、とりあえず一度は片付けたブラインシュリンプハッチャーを引っ張り出しまして、塩もブラインシュリンプエッグもなくなっていたので買い足してまいりまして、ブ活再開いたしました

ざっと稚魚の数は50匹くらい、まだ孵化していなかったり産卵藻の中に隠れていたりしても100匹がいいところでしょうか、せめて300匹くらいはいてくれたらよかったのですが、とりあえず孵化してくれたことに感謝しますか
我が家にいる系統はらんちゅうの師匠がじっくりと煮詰めて繋いできた系統なので産まれてくる子のハズレ率は低いのですが、さすがに50匹では心もとないけれど
今年諦めかけていたらんちゅうの系統が今年も繋げると思えばうれしい限りです

飼育期間的におそらく最後の産卵にはなりますが、他の子達がどんどん大きくなって手が離れていく中でらんちゅうに全力投球できるっていうのはまさにナイスタイミングですよね!
ガンガン追いすぎて死なせてしまわないようにだけ気をつけねばw