浴衣で大都会を歩く

昨年、甚平を買ってみたら意外と良い感じだったので浴衣もと思ったが、その頃には夏も終わりかけだったので諦めてしまったのだが
今年は早々から気合十分で浴衣を購入し、早速8月頭の夏祭りで着てニンマリしたのはついこの前のことだった
本日、所属しております経済団体の有志の集まりにて浴衣でお酒を飲む会が開催されました
当然喜び勇んで参加いたしまして、会場であります名古屋駅前に向かうわけです

地下鉄を降りてまずアウェーを感じるわけです
名古屋駅前と言えば今名古屋でもっともホットなビジネス街です
6時半に名古屋駅に到着したので、そのホットなサラリーマン達の帰宅時間なわけです
ずらずらと帰宅のために地下鉄に乗り込むサラリーマン達の視線が突き刺さります
「あれ?今日どこかで祭り?」
一度通り過ぎたサラリーマン達も振り返るほど場違いですが、ナルシストにはこの視線がたまらないわけです
ユニモール地下街を下駄の音を鳴らして歩く爽快感はたまりません

新しく浴衣デビューしようとしている男性陣にご忠告が少々あります
階段とかエスカレーターには注意が必要です
浴衣は足が不自由になり歩幅が変わっているわけですが、さらに下駄の感覚がさっぱりわかりません
階段の登りにくさ、エスカレーターで狙ったところに足を置く高等技術、これらは慣れが必要だと感じました
なるほど、江戸時代の人たちが飛脚とかでない限り走るということをしなかったと歴史で学んでおりましたが、これの意味を体感しているわけですね

大都会で浴衣姿ってある意味危険かもですね、最初はせいぜい地元の夏祭りくらいにしておいて、お出かけは慣れてからでもいいかもです